
インドには僕のようなおサルさん達がたくさんいるよ

私のようにメーメー言わない子もたくさんいるわ

それ、ヒツジじゃなくてヤギじゃね?

・・・
今回はそんなインドの基本情報から詳しい内容までをしっかり紹介します^^
- インドの基本情報
- 通貨
- 宗教
- 時差
- 公用語
- 気温
- 名物
- 移動手段
- 持っていくべきもの
- ◎必須:パスポート、お金、日焼け止め、下痢止め
- ○あると便利:ゴミ袋、ウエットティッシュ、箸、トイレットペーパー、サンダル
- △まああれば:折りたたみ傘、フレームタイプのキャリーバック
- ×いらない: 厚着、足が蒸れる靴
- まとめ
インドの基本情報
日本との位置関係から
![]() おすすめ度 ☆5段階中 |
☆3 日常に飽きた方は非日常を常に体験できて刺激的です。 |
![]() 通貨 |
(インド)ルピー 1ルピー=約1.5円現地の値段みて1.5倍する ↓ 100ルピー=150円くらい |
![]() 宗教 |
ヒンドゥー教 79.8% カースト制(所属する階級によって結婚相手や食事に影響出る宗教) イスラム教 14.2% キリスト教2.3% シク教1.7% |
![]() 日本と時差 |
日本は3時間30分進んでいる |
![]() 言語 |
公用語:ヒンディー語 (最近では身分の低い人が話す言語とされぎみ) メイン:ヒンディー語・英語 憲法で定められた22の指定言語(第8付則言語)とインド全域で2000以上の方言がある |
![]() 気温 |
北部(デリー・アーグラ・ジャイプルの3都市)
10月 ~ 3月中旬 乾季7-30℃ 4月から10月までは夏服 |
![]() 〇ベストシーズン |
10月下旬から3月中旬 |
![]() ×バットシーズン |
7月から9月までがモンスーンによる雨期 |
![]() 名物 |
・カレー (辛いというか痛いので、初めはバターチキンカレーが◎) ・ナン ・プラオ ・タンドリーチキン ・チャイ ・ラッシー ・野菜 |
![]() 移動手段 |
乗るべき順に
・タクシー◎ ・オートリキシャー○ ・サイクルリキシャー△ ・メトロ(地下鉄)△ ・列車× ・バス× |
通貨
「ゼルダの伝説」というゲームをやっていた人はルピーと聞くと台形のイメージかもしれませんが(笑)
いえいえちゃんとしたお札とコインです。
金銭感覚としては1ルピー=約1.5円なので、現地の値段みて1.5倍するといいのです。
1.5倍??となる方は見た料金を半分して足せばいいのです。↓
ex)Q:500ルピーっていくらだろう?
A:500ルピー÷2=250
500+250=約750円
わかりにくかったら2倍のちょい安いぐらいの感覚でも結構です(笑)
宗教
インドは特にいろいろな宗教が入り混じった国です。みんながみんなお肉が食べられない、断食しているというわけではないのです。
- 神:神はたくさんいる。
トップ3がブラフマー(創造の神)・ヴィシュヌ(維持の神)・シヴァ(破壊の神) - ガネーシャ(ぞうさん):シヴァの息子にあたる。神の1人。
- 特徴:カースト制(所属する階級によって結婚相手や食事に影響出る宗教。
「人を支配するため」に「身分を分ける」というアイデア。 - 歴史:紀元前300年頃
- 考え方:輪廻(死んだら蘇る)、解脱を信じ(煩悩をふっとばす)、河川崇拝、菜食主義、聖牛崇拝(牛は神の生まれ変わり)
Generate(創造)
Operate(維持)
Destroy(破壊)
って意味なの

- 神:唯一絶対の神(アラビア語でアッラー)
- 特徴:ラマダン(酒×・豚×。一ヶ月間、日が出てる間は断食、性行為×、悪口×、タバコ×)を慎み避けましょう。
- 歴史:西暦起元7世紀に中東で起こった、預言者ムハンマドの教えに基づく。
- 考え方:この地上の人生は苦難に満ちたものであると考え、ヒンズー教徒の目標はカルマの法則から自由にされること、輪廻から解放されること。

- 神:イエス・キリスト
- 特徴:イエス=Godを信じればみんな救われまっせ~
- 歴史:イエスの活動されていた時期である今からおよそ2000年前
- 考え方:神は無限の愛(アガペー)をもって人間を愛しているのだからあなたも同じように家族や友人、他の人を愛しましょう

- 神:サトナム(真の名前)、エクアンカル-エク(唯一)、アン(神を意味する音)、カル(主)の三つを組み合わせた造語といろいろある。
- 創立者:ナナク
- 特徴:頭にターバン巻き巻きしている人。肉はなんでも食べる。(牛も〇)カースト全否定。酒やタバコ× 体毛を切ったり剃ったり×
- 歴史:15世紀成立
- 考え方:神や信仰は多くあるけど本質はどれも同じ。輪廻転生した後に神と合一するムクティーという状態を目指す。

時差
日本は3時間30分進んでいるので。
あなたが日本にいる場合は、今の時刻の-3時間30分前がインドの時刻
あなたがインドにいる場合は、インドの時刻に+3時間30分後が日本の時刻になります。
個人の感覚としては3時間は時差ボケするほど頭がグワングワンするようなものではなかったです。
ちなみに時差を無視して考えると・・・
日本からインドへの飛行時間は約10時間、インドから日本への飛行時間は約8時間かかるので
朝出発しても夕方に到着するようなフライトの長さです。
とても長いので、睡眠時間をあてたり、暇つぶしのものを持っていくと◎
公用語
インドでは本当にたくさんの言語が行き交います。インドの挨拶でナマステという言葉を聞いたことがあると思いますが、これはヒンディー語です。
インド全体の言語一覧
以下インドで話されている言語の分布図です。
Languages of India
WIKIMEDIA COMMONS より
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Indian-languages-map.jpg#/media/File:Indian-languages-map.jpg
上の図のように本当にたくさんの言語が話されています。
国は公用語がヒンディー語、準公用語が英語と定めておりますが、
その他の各州で定められた22の指定言語(第8付則言語)とインド全域で2000以上の方言
(大阪弁、秋田弁、沖縄弁みたいなもん)
があるもんだから同じ国なのにインド人同士で何言っているかわからないこともあるそうです。
気温

インドは日本の5倍の面積をもつので一言で「こんな気候!」と言えないので今回は東西南北にわけて解説するよ!!
上のマップが代表地域です。
インドは全域としては乾季→暑季→雨季→乾季とローテーションで季節が変わっていきます。
- 旅行のベストシーズン
- 気温:最低気温が10℃前後 最高気温は20℃前後
- 注意点:濃霧が発生するため、交通渋滞や列車などの遅延・運休あり
- 服装:日本の春・秋服が〇 気温差あるため羽織りものがあると◎
- 激アツな時期!水分補給が必要
- 気温:40℃前後(50℃越えもあり!!)
- 注意点:自然災害レベルで砂嵐が発生します
- 服装:日本の夏服が〇 帽子・サングラス・日焼け止めあると◎
- ジメジメ度MAX!バットシーズン
- 気温:20℃~30℃
- 注意点:モンスーン(台風インド版)が6月末~吹きます
- 服装:日本の夏服で〇 スコール(激しい雨)のためサンダルあると◎
それでは各地域の気候をご紹介!!↓
デリー(北部)の気候
ベストシーズンは11月~2月です。ただし気温差も10℃近い月もあるので重ね着や羽織りのものは用意しましょう。
バンガロール(南部)の気候
最低気温が15℃前後なので厚着は必要なさそうです。ただし最高気温が年中25℃以上なので日焼け度目クリームや水分補給は忘れないようにしましょう。
コルカタ(東部)の気候
気温差10℃以上の箇所もあるので重ね着で体温調節が必要です。
ムンバイ(西部)の気候
雨がほとんど降らない月もあるので乾燥肌の方は十分に保湿してください。温度差が激しいので重ね着はトランクに詰めておきましょう。
名物
インドといったらカレーは定番ですよね!インドにはカレー以外にもおいしい食べ物がたくさんあります。初めての旅行に行く際はいろいろ恐れず挑戦してみましょう。
・カレー(辛いというか痛いので、初めはバターチキンカレーが◎)
定番中の定番!気になる辛さはというと!お店によりますが、日本のカレー感覚でいくと激辛がインドの中辛といったところでしょうか。
苦手な方は「辛い!」ではなく「痛い!」というカレーもあるので初心者はバターチキンカレーをおすすめします。(バターで大概は辛さを抑えられるので)
キーマカレー
細切れ肉やひき肉などを混ぜたカレー。地域によって調理法や味も異なります。
バターチキンカレー
初心者におすすめのカレー!たとえ少しからくてもバターがマイルドにしてくれます。
ダール・タドカ(豆カレー)
肉を作らないで作られているのでインドの国民食として知られる定番カレー。
ナン(店によってペラッペラ度、バター味が異なる)
ぺらっぺらのパンのような味。
日本のインドカレー屋さんに行ったことがあるとすこしモチモチさにはかけるかもしれません。
・プラオ(要はピラフ) インドの米料理でスパイスと炊き込みごはんを混ぜてつくる料理です。
引用:http://jp.ndish.com/recipe/re00212/
・タンドリーチキン(スモークチキンみたいなカンジ・見た目ほど辛くはない)
タンドリーチキンはアジアではかなり定番料理。他の国と違うのは焼いたチキンの上に振りかける
香辛料が多いことです。
・チャイ(インド版ミルクティー)
インドのアフターティーのような飲み物です。インドではマサラ(香辛料)チャイという意味です。
国民は毎日飲むのが普通なんだとか。
・ラッシー(要は飲むヨーグルト)
引用:https://macaro-ni.jp/items/978624
インド版飲むヨーグルトです。私は飲みすぎてお腹を下しました。
・野菜(香辛料の香りで大体カレー味に感じた)
野菜は食べるもの全て香辛料の香りが鼻について、私は正直カレーの味しかしませんでした。
移動手段
初めての旅行でインドは交通手段は本当に気を付けましょう。
選択を間違えると、数時間待ってもこない・・・
なんて乗り物もよくあります。
ここでは、あなたがそういったことにならないように気を付けましょう。
・フライト(飛行機)
インドには、とても沢山の格安航空会社があり、地方間の移動はフライトが基本になります。
例えば、デリー・ムンバイ間のフライト(約2時間10分)は、片道2500ルピー(約4,000円)くらいから購入できます。
・タクシー◎ 一番無難・そして暑くない・オートリキシャー○ 短距離
インドで一番ネックになるのは間違いなく、厚さでしょう。どの時期に出かけても25℃前後はあるので大変暑いです。暑くて移動がしんどい時は無理をせずタクシーのクーラーガンガン効いた乗り物で優雅に移動するのも悪くないでしょう。
値段も国際比較をしたときに1000円での走行距離はインドが一番長く、86.960kmとのデータもあるほどです。下の図↓
引用:世界主要都市のタクシー料金比較
ぶっちぎりで安いんです!!
なので当然ボったくろうとする人もいるんですよ。
相場としては、市内中心部までは約300ルピー(約500円)ぐらいなので
初乗り:40Rs(約60円)+1kmあたり15Rs(27円)ぐらいです。
・サイクルリキシャー△ 英語が通じないパターン多い
バイクと原付の間のような乗り物です。こちらは気軽に短い距離(10km以内)でしたらこちらはとても使いやすいです。タクシーと違い、メーターがついていないので行き先を告げて交渉することになります。
・メトロ(地下鉄)△ 主要都市へ乗り継ぎうまくいけば○
路線ごとに色分けされており、それぞれレッドライン・イエローライン・ブルーライン・グリーンライン・バイオレットライン・オレンジライン・ピンクライン・マゼンタラインという名称です。
日本の東京メトロがモチーフになっているんだとか
地下鉄の路線図を確認したい方は下をクリック!
”デリー地下鉄路線図” 引用:まちごとパブリッシングより
5駅で10ルピー(約15円)ほど。
郊外まで20駅乗っても30ルピー(約45円)ほどしかかかりません。めちゃくちゃ安いですね!
乗る色さえ間違えなければスムーズに目的地へ行けるでしょう。
・列車× 13時間待った経験あり。まず来ない
都市部間の移動以外では列車に乗ることはおすすめしません。
私は事故があったせいもあって13時間ほど待ちました。
(帰国できないかと思いました・゜・(ノД`)・゜・)
特にムンバイの鉄道は、1日平均12人が命を落とすラッシュ時
乗車率250%、4か月で死者1000人超なのでそこらじゅうに足を失った人がいました。
見るだけにしておきましょう。腕の1つや2つ持ってかれます。
・バス× いつどこにどのように行くのかわからない場合が多いぶっちゃけ怖い
ショッピングモール付近でよく見かけるバス。特にローカルバスでは、車内での痴漢など、犯罪が多いです。
ガタガタを軋む車体、運転手の好みの音楽が爆音でかかる車内にいろいろな人達が乗り、インドの土臭さにそのまま触れるようなことになります。
持っていくべきもの
初めて旅行に行く方も荷物に何を詰めていいのかわからないですよね?
そこで今回は「◎必須」・「〇あると便利」・「△まああれば」・「×いらない」の4つに分けて必要なものをご紹介します。
◎必須:パスポート、お金、日焼け止め、下痢止め
基本的にないと困る、旅行に行けないグッズです。これを忘れたら、取りに戻るかすぐに買うようにしましょう。
日焼け止め
必須です。基本暑いので日焼け止めグッツで、顔の温度が上がり過ぎないようにしましょう。塗ると塗らないでは暑さの感じ方が全然違うので必須項目とさせていただきます。
下痢止め
必須です。インドにも日本にもある吉野家やドミノピザがありますが、お腹を壊す危険性も潜んでいます。
私は帰りの空港で当たりました。ドミノピザのピクルスみたいなやつに当たってしまい、帰りの飛行機のトイレを独占しました。(笑)
○あると便利:ゴミ袋、ウエットティッシュ、箸、トイレットペーパー、サンダル
なくてもいいけれど、初めての海外旅行にはあるとないでは快適具合が変わってくるグッズです。
ゴミ袋・ウェットティッシュ・箸
食事の際に必要です。特にインドのナンを手で食べたら日本ならおしぼりみたいなのありますよね?
インドはあるお店が結構少ないんです。箸も湿気でかびていることもあるから、個人的には自分で割り箸なんかを持っていくことをお勧めします。
トイレットペーパー
インドの紙がすこし作りが荒いからです。お尻が弱い方は拭くだけで痛いかもしれません。特にウォシュレット慣れしている人がいたら厳しい環境にお尻を置くことになるでしょう(笑)
厚めのサンダル
インドは雨が降るときにスコール(激しい雨)が降るからです。おまけに風が強いと砂埃もよく立つのでお気に入りの靴なんて履いたらもう大惨事です。
せめて汚れてもいいから歩きやすいスニーカーか長距離歩いても疲れにくいサンダルを持参しましょう。
サンダルは足の親指と人差し指が分かれているタイプは足が痛くなりやすいので、親指から小指まですっぽり入るタイプにしましょう。
△まああれば:折りたたみ傘、フレームタイプのキャリーバック
荷物になるかもしれないけどあったらまあいいかな~グッズです。
折りたたみ傘
激しい雨に備えて日本の丈夫な傘を持っていくことはいいと思います。しかし、インドで降る雨は1時間も降れば止んでしまうのでどうしても移動しなければならない人を除きお店の下で雨宿りすれば済む話です。
フレームタイプのキャリーバック
キャリーの開け口がアルミ製で別途鍵を持ち歩くタイプです。反対に持って行ってはいけないキャリーバックはジッパー式のキャリーバックや簡易の南京錠をつけたタイプです。ロックをかけていてもスパナで簡単にこじ開けられてしまいます。インドだと空港のスタッフでさえも怪しいです。
友人はここで7万円がなくなってしまいました。゚(´;ω;`)3
ただし、インドの空港からならお金を払えばキャリーバックをサランラップのようなものでぐるぐる巻きにしてもらえるので盗まれる可能性は低くなります。
×いらない: 厚着、足が蒸れる靴
基本的に要らないものです。あると荷物になるし、後悔するグッズです。
厚着
インドの気温がお分かりのあなたならもう大丈夫ですよね?日焼けしたくない方、肌を露出したくない方は薄手のものを用意しましょう。
靴
変におしゃれなものを持ち歩くと盗まれてしまいますし、足がべちょべちょに蒸れてしまうのでおすすめしません。
まとめ
最後に初めてのインド旅行に行けるためにおさらいです。
- 通貨
→ルピーに1.5倍が日本円 - 宗教
→いろいろ入り混じっている。 - 時差
→3時間半遅い - 公用語
→ヒンドゥー語・英語 - 気温
→地域ごとに異なるので注意! - 名物
→カレー以外もおいしいよ! - 移動手段
→タクシーとオートリキシャーだけ◎ - 持っていくべきもの
→よ~く準備しないとあとで後悔します
いかがだったでしょうか?インドは何も知らない方は治安が悪い国・汚い・危険のイメージではないでしょうか?
確かに日本の「電車は決まった時刻に来る」「嘘はできるだけつかない」というような常識が通用しない国かもしれません。
ですがそれはとらえ方の問題です。インドは見るものすべてが新鮮です。
宗教も交わり個性あふれる民族だと私は思います。もちろん、スマホや高価なものはちゃらちゃら身に着けていると危ない面にあう危険性はどこの国も一緒ですので
危険と隣り合わせであることを意識して行動すれば楽しいインド旅行になると思います。
参考にしていただけたら幸いです。
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